のんびり♪いきものライフ

は虫類飼育歴6年目のゲーマーさんが癒し溢れる生活を送ります。

カナヘビの飼育方法~産卵編~

カナヘビの産卵とその後の管理

 どうも、あずまねこです。発展編書くとか言っといて完全に忘れてました。ここではカナヘビが産卵してくれるようなケースのセットや、卵の管理を書いていきます。

1.ケースの準備

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 まずは卵を産む環境作りからです。環境が整っていれば捕まえたばかりのカナヘビでも卵を産んでくれます。卵を産んでくれる環境を作るポイントは、

1よく根を張る草やこけなどを敷く。こけは管理が大変なので、すぐに根を張り丈夫なつゆ草(写真の草)がおすすめです。

2できるだけ体の大きいオスとメスを用意する。オスメスの見分け方は説明がめんどくさいのでほかのページを見てください(笑)

3平たくて大きな石を草やこけの隣に置く。この石の下などに卵を産みます。

4土を厚く盛る。3cm以上。

5ケースにひらけた場所を作る。二匹並べるくらいかそれ以上。

6毎日霧吹きをする。常に土が少しジメジメする感じです。例えるならばクワガタの土みたいな...

7いつもより多くの餌をあげ、カルシウムパウダーをかける。なければ大量にワラジムシを与える。カルシウムで卵の殻を作るのを助けます。

8上の状態を作るためには大きなケースが必要です。衣装ケースを改造したものでも代用できますが、猫に気をつけて下さい。

9ケースは広々使いましょう。妊娠中のメスはとても狭いところに挟まりやすいので狭いところを作らないでください。

 基本の飼育方法+これくらい整っていれば、卵を産んでくれるでしょう。産卵は六月~七月に数回行われます。

2.卵のふ化

 さて、卵を見つけたらいよいよふ化に移ります。自然にふ化するのを待ってもいいですが、ケースでは風通しが悪いのでかびてしまいます。ここで紹介するのはあくまで一例なので丸呑みしないでください。

 まず卵を見つけたら、絶対にひっくり返さないでください。死んでしまいます。なのでひっくり返らないようにサインペンで印をつけておきます。

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 孵った後の写真。真ん中の卵はダメでした。
 土はケト土や黒土など、湿度が保てる土を用意してください。そして卵がつからない程度に水を含ませておきます。そうして無事に卵が孵ると、小さなカナヘビたちが出てきます。小さなカナヘビは飼うのが難しいので、森や庭などに放してあげてください。は虫類飼育歴が5年ほどあっても飼うことができません。

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 私も飼育を試みてみましたが、やっぱり駄目でしたので、庭に放しました。時々日向ぼっこしに来る姿は可愛かったです。その後は引っ越してしまったので今どうしているかは分かりませんが、2年後に訪れたときは卵を持った子がいました。そこにはもともとカナヘビがいなかったので、その子たちと放したカナヘビたちが住み着いてくれたようです。その時はとても感動しました。

 以上で発展編①は終わりです。これを見て試してみたいと思った方、頑張ってください(^^♪

azumaneko.hatenablog.com

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