カナヘビ発展編冬越方法
カナヘビを冬眠させる/室内で飼う
どうも、あずまねこです。気が付くとあっという間に冬でした。ちょっと書くのが遅かったかもしれませんが、今回はカナヘビの越冬方法です。私が使っている必要なものを紹介します。
細かいことを知りたい場合や下の②を選ぶ場合、ここでは書ききれないほどのは虫類の飼育の専門知識が付いてくるので、他の人のブログも目を通してください。
カナヘビに冬を越えさせる方法は2つあります。もちろん庭があれば庭に逃がすのが一番ですね。春になって出てきたらまた捕まえるか庭で飼うかすればいいので楽です。
①冬眠させる
②常に暖かい部屋で飼う
この2つのメリットとデメリットについてを説明していきます。
【①のメリット】
・簡単で確実な方法(初心者上級者問わず一番オススメ)
・お金がかからない
・野生と同じ方法で冬を越えさせるので、万が一飼えなくなった場合にも野生に帰すことができる
【①のデメリット】
・死んでしまう可能性がある(自然に任せるので仕方がないです)
・沢山餌を食べさせてあげないとなかなか冬眠に入らない
・土の中にもぐって寝るので見られない
これは、大きなケース(高さ20cm、横25cmくらい)に土を満杯に入れて、そこにカナヘビと餌を入れて、外に置いておくだけです。トカゲも同じです。
【②のメリット】
・適温を保ち、餌と水を与えられるのであれば絶対死なない
・冬の間見れる
【②のデメリット】
・暖房器具と照明器具を買わないといけない(絶対に必要)&毎月の光熱費がプラスされる
・暖房器具が壊れると、寒くて死んでしまう
・は虫類専門店などでコオロギを買う必要がある(ミルワームだと栄養素が悪く、下痢を起こす可能性がある)
・初夏までは餌を買うことになる
・自然で生きていけなくなる可能性がある(そうなったら死ぬまで責任を取って飼わなければいけません)
暖房器具と照明器具はとても高いですし、なかなか手は出せません。ただ、とても大きなメリットとしては、死なないことにあると思います。若い子は冬眠慣れしていないので、冬眠する際に死亡率が上がります。
暖房器具とは、こんなやつです↓
…分かりにくいと思いますが、下にAmazonのリンクを2つ貼っておきます。どちらも私が使っているものです。
8Wや16Wなどがありますが、数字の大きいほうがサイズが大きかったり、暖房能力が高かったりします。
暖房器具が無いと、凍え死んでしまいます。常につけておいておいて下さい。照明器具(爬虫類用)が無いと光合成によって作り出すビタミンの一種が足りなくなり、こちらも死んでしまいます。こっちは朝と昼だけつけましょう。
照明器具は必ず爬虫類専用のものを使います。だいたい光が強いものであるほど暖かくなりますが、発熱量が大きくなってやけどや火事の原因にもつながります。付ける場所は必ずカナヘビが届かない場所にして、また周りに燃えやすいものがないようにしましょう。下に私のおすすめの照明器具のリンクを貼っておきます。
餌は、は虫類を取り扱っている店やアクアリウム専門店、それかネットでコオロギを買いましょう。2日に一回1〜2匹くらいあげましょう。あまりあげすぎると消化不良になってしまいます。一匹10円以上と学生のお財布にすればまあまあするので、お金に余裕が無いと食べさせていけません。コオロギに振りかけるカルシウムパウダーももちろん必要です。ないとクル病になって死んでしまうので元も子もありません。
カルシウムパウダーは、特に冬場は餌の種類が偏り、照明器具によってもカルシウムの吸収率が下がることがあるので、絶対に必要です。また個体にもよりますが、はじめから必要な栄養素が全て入っている人工餌を食べる子なら、そちらを使うほうがおすすめです。
ご飯だということを認識させるまで大変ですが、慣れてくれればコオロギをストックする必要もなくとても楽です。
家で使っている人工餌のリンクを貼っておきます。みんな好き嫌いがあるので、色々試してみてその子が食べるものを見つけるのが大事です。
まとめ
来年も一緒にいたい、冬場も一緒にいたい、という場合に家の中で飼う方法を紹介しました。越冬は基本を完璧にしてからその上ということを意識しておいてください。特に家の中での越冬はとても難しく、暖房器具や照明器具を用意する必要があるので小・中学生さんは親や友達と協力して頑張ってください!
基本の飼育方法はこちら↓